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2015年2月 5日 (木)

楽譜を比べてみると

楽譜を作るとき、わたしはまず楽譜を全部読みとおします。それは、曲の雰囲気をとらえるためです。楽譜を読んでどんな曲なのかを知ることが、楽譜作成にはとても大切だと、わたしは考えています。

何故そんなことを考えるようになったのか、みなさんに知ってもらいたくて、楽譜を2種類作ってみました。

楽譜(A)                       楽譜(B)
A     B

どちらも正しい記譜で作っています。1段に入れる小節数とト音記号とヘ音記号の距離を違えただけの同じ楽譜ですが、みなさんはどんなふうに感じますか?

たとえば、Aの楽譜とBの楽譜では、曲の速さが違うように、わたしは感じます。
そのほかにも、Aはどっしりした感じ、Bはもう少し軽く元気な感じが読み取れるような気がします。
1段に何小節を入れるかを変えただけで、曲のイメージが違ってくるように思うんです。

せっかく楽譜を作るなら、一目見ただけでその曲がどんな雰囲気か、簡単に読み取ることができる楽譜の方が、ずっと良いですよね。
まだまだ実力足りずで、なかなかそんな風にはできないのですが...。以前作った楽譜を見ては、「ああ、ここはこうしたほうが良かったなあ」と反省したりすることもよくあります。

まだまだいろいろ学ぶことがあるなあと思っています・・・。

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