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2018年5月

2018年5月14日 (月)

「遠い丘の歌」出版のお知らせ

遠藤史(えんどう・ふびと)さんのピアノのための組曲「遠い丘の歌」が出版されました。

作曲者が幼い頃のひとときを過ごした、信州の諏訪湖を望む丘に建つ小さな洋館。祖母や家族と過ごした、そこでの夏の日々を描いた曲集です。

曲集は9曲から成ります。
印象的なメロディの「前奏曲」から、回想の旅は始まります。
丘を登っていくにつれ、湖が視界いっぱいに広がる風景を描いた「丘を登って」、幼い頃からの懐かしい丘の家に、少年となった作曲者が一人で訪ねて行ったときの「古い夏のアルバム」、諏訪湖のほとりでの夏祭りの夜を描いた「祭りの夜」など、短編小説のような曲が続きます。

楽譜を見ると、拍子が複雑であったり、一部は無拍子であったりして、演奏は少し難しいかもしれません。
でも、メロディは親しみやすく、弾き始めると曲の構成の複雑さを忘れてしまいます。
細かい音符が続く箇所にも、ピアノの曲として弾きやすい工夫がされています。

曲集の終わりに置かれた作曲者自身の解説は、曲に添えられた短いエッセイです。
楽譜だけでなく、こちらも是非、読んでいただきたく思います。

作曲者ご自身の演奏を、お聴きください。

1.「前奏曲」


3.「丘を登って」


7.「古い夏のアルバム」


その他の演奏は、こちらで。

【作曲者紹介】遠藤 史(えんどう・ふびと)。1960年長野県松本市生まれ、安曇野市に育つ。長野県松本深志高等学校卒業、北海道大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程(言語学専攻)中退。和歌山大学経済短期大学部を経て、和歌山大学経済学部教授。この間、経済学部長等をつとめ、現在は和歌山大学理事・副学長。著書に『ユカギール語文法概説』、『コリマ・ユカギール語の輪郭―フィールドから見る構造と類型』など。音楽の方面では、4歳でピアノ、10歳で作曲を始め、大学在学中にヤマハ指導グレード3級取得。フルーティスト森岡徹氏との3回のコンサート(和歌山市)、「日本のピアノ音楽」(ライデン市(オランダ))でソロ・コンサート、二胡奏者高雲人氏とのコンサート(和泉市)、その他「ぶらくり丁cafe with」(和歌山市)、「くどやま森の童話館オープニング」「久保の桜コンサート」(九度山町)など地域の催しへの出演多数。

ご購入は福田楽譜のHPにて。

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この曲集は、福田楽譜の出版です。
楽譜浄書・編集と、すべて手がけました。

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2018年5月 7日 (月)

楽典の本、出版のお知らせ

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楽典とソルフェージュの本、出版のお知らせです。

楠井淳子氏の「保育士、幼稚園教諭を目指す人たちのための 音楽の基礎と表現~楽典とソルフェージュ~改訂版」 が今春ふくろう出版社より出版されました。

保育士や幼稚園教諭をめざす学生向けに書かれた、大学の教科書です。
初めて楽典を勉強する人たちのために、初歩からわかりやすく書かれています。

本は「楽典編」と「ソルフェージュ編」に大きく分かれています。
「楽典編」ではまず、五線や音の名前を知ることから始まり、リズムや拍子の説明へと続きます。章が終わるたびに問題があるので、自分が理解できたかどうかを確かめるのに、役に立ちます。
その他、記号や用語、音程、音階、コードなどが問題付きで説明されています。

ソルフェージュ編では、楽典編で学んだことを、実践しながら学んでいくことができます。
具体例として、誰もがよく知っている曲を題材にしてあるので、音の読み方、リズムの打ち方などがよく理解できると思います。
最終的には、コードネームを見ながら伴奏を弾く練習をすることができます。

少し理解しづらいこともわかりやすく示されているので、楽典を学んでみようかなと思われる方々にはおすすめです。

この本は、amazonで購入することができます。

著者、楠井淳子氏のプロフィール
大阪音楽大学音楽学部作曲家卒業、同大学院修士課程作曲専攻修了。
現在、大阪成蹊短期大学准教授。

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福田楽譜は、この本のすべての版下を作成しました。

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