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2019年11月29日 (金)

日本歌曲「北秋の」、グノー「花の歌」、アーン「私の詩に翼があったなら」-移調ピースの新譜

11月の移調ピース新曲です。

日本歌曲「北秋の」
    清水重道作詞・信時潔作曲、組曲「沙羅」の中の1曲です。
    「沙羅」は8つの曲から成る歌曲集で、1936年に作曲されました。
    小川明子さんの演奏です。

グノー作曲 "ファウスト"より「花の歌」
    オペラ"ファウスト"第三幕で歌われるアリアです。
    村の若者ジーベルが恋するマルグリートに、摘んだ花を贈ろうとしますが、すぐ枯れてしまいます。悪魔メフィストフェレの魔法だと知ったジーベルは聖水に手を浸し、その手で花束を作って、彼女への想いを歌います。
    ジーベルは若い男性ですが、メゾ・ソプラノがその役を担います。
    今回は、女声・男声の両方のアリアをお聴きください。

アーン作曲「私の詩に翼があったなら(si mes vers avaient des ailes)」
    レイナルド・アーンは1875年生まれのベネズエラの作曲家です。彼は3歳のときに家族でパリに移り、1885年10歳でパリ音楽院に入学。この曲は1887年、彼が12歳のときに作曲した曲です。歌詞はレ・ミゼラブルで有名なヴィクトル・ユゴーに依るものです。
    タイトルを見て、知らない曲だと思っている方も、聴いてみればきっとご存じの曲だと思います。
    「あなたのところへ飛んでいくだろう、もしぼくの詩に翼があれば・・・」という内容です。

 Suzan Grahamの演奏です。

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