楽譜

2023年6月 8日 (木)

北川文雄『ピアノデュオ作品集』出版のお知らせ

北川文雄さんの『ピアノデュオ作品集』が出版されました。

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北川文雄さんの近作からピアノデュオによる2つの作品を収録したものです。

掲載曲: 『4手ピアノ連弾の為の3つの小品』『2台のピアノの為の3つのソング』

『4手ピアノ連弾の為の3つの小品』は
 「風」「城」「祭りの朝」の3曲からなり、それぞれ ”現在” ”過去” ”未来” をイメージして作曲されています。
 初演は、2018年3月8日 兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホールにて。
『2台のピアノの為の3つのソング』は
 作曲者による女声合唱曲を元に新たに器楽作品として加筆、編曲されたもので、「モーツァルト聴きながら」「ママの言葉」「ママのイタリア旅行」の3曲からなります。華やかな演奏効果のある曲となっています。
 初演は、2022年9月17日 兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホールにて。

福田楽譜のオンラインショップでご購入いただけます。
価格は、2,200円(税込)です。

【作曲者紹介】北川 文雄(きたがわ・ふみお)
 現在、大阪教育大学教授。まほろばー21世紀創作歌曲の会ー、茨木新作音楽展運営委員会、関西現代音楽交流協会各会員。

『4手ピアノ連弾の為の3つの小品』より、3.祭りの朝 をお聴きください。

なお、福田楽譜のオンラインショップでは、すべての曲の初演動画を見ることができます。
演奏は、両作品とも、福間久美さん/藤井智文さんです。

 

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2022年7月20日 (水)

移調ピース 新曲のお知らせ(2月~7月)

2022年、2月から7月までのピース新曲をご紹介します。


・水の上で歌う(Auf dem Wasser zu singen)/シューベルト
  1823年、シューベルト26歳の作曲の作品です。
  演奏:Kateryna Kasper(カテリナ・カスパー)


・私は安らぎを失い(perduta ho la pace)/ヴェルディ
  6つのロマンス(1838年)の1曲です。
  演奏:Montserrat Caballe(モンセラート・カバリェ)


・荒城の月/瀧廉太郎
  演奏:佐藤しのぶ


・オー・ソレ・ミオ(O sole mio)/カプア
 演奏:Plácido Domingo(プラシド・ドミンゴ), Luciano Pavarotti(ルチアーノ・パヴァロッティ), José Carreras(ホセ・カレーラス)


・魅惑/ショーソン
  「7つの歌曲」Op.2(1882年)の第2曲です。
  演奏:Melissa L. Flummerfelt


・落葉松/小林秀雄
  演奏:川口聖加


・あなたがそばにいたなら(Du bist bei mir)/バッハ(シュテルツェル)
  「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖」に収められた1曲です。原曲はG.H.シュテルツェル作曲とされています。
  演奏:Laura Heimes (ローラ・ハイムズ)

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2022年2月 9日 (水)

今年もよろしくお願いします

新しい年になり、早くも1ヶ月が過ぎました。
コロナ感染がまた拡大している中、移調ピースや移調譜作成をご利用くださっている皆様、どうもありがとうございます。
感染拡大で歌をうたう方が減るのではないかと思っていましたが、どちらかというと、お客様は増えています。
発表会やコンサートでご利用いただいたり、受験やコンクールでご利用いただいているなど、時々嬉しいメールが届きます。リピーターの方も増えていて、日頃のレッスンでご利用いただいているのかなと想像し、元気づけられております。
楽譜浄書の仕事が忙しいときには、なかなか新曲ピースを増やすことができず、申し訳ございません。少しでも合間を見つけて、新譜を増やしていくようにします。

さて、2022年の新曲を紹介します。
・歌劇「道化師」より おおコロンビーナ/レオンカヴァッロ
  第二幕、劇中劇で歌われるアルレッキーノ(Ten.)のセレナードです。
  Dmitry Iogmanの演奏。オペラの一場面です。

・歌劇「ドンカルロ」より おお、むごい運命よ/ヴェルディ
  第四幕、エーボリ姫(M.sop.)によって歌われるアリアです。
  Dolora Zajick(メゾ・ソプラノ)。オペラの一場面です。ピースの楽譜は、4分あたりからになります。

・日本歌曲 ねむの木の子守歌/山本正美
  上皇后美智子様が高校生時代に作られた詩に、山本正美さんが作曲されました。
 佐藤しのぶさんの演奏です。

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2021年10月 6日 (水)

移調ピース、送料変更のお知らせ

日頃、移調ピースをご利用いただき、ありがとうございます。
配送方法・送料が変更となりましたので、お知らせいたします。

福田楽譜では、移調ピースの配送方法として、ヤマト運輸のDM便(メール便)、お急ぎの方のみネコポス便(速達)をお選びいただいておりましたが、10月6日よりネコポス便のみとさせていただきます。

ここ数ヶ月、従来は3,4日でお届けできていたDM便の配送が遅れることが増えてまいりました。
このため、配送日の不安定なDM便の利用をやめ、ネコポス便に統一することにいたしました。
送料は、300円となります。
お届けは、発送のお知らせメールの翌日にポストに投函されます(北海道、東北、沖縄などは翌々日)。
日時指定はありません。

どうぞよろしくお願いいたします。

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2021年6月18日 (金)

オンラインショップが新しくなりました

福田楽譜のオンラインショップが新しくなりました。
スマートフォンで購入される方も増えたため、スマホでも見やすいように作りました。
なお、新ショップからは、先払いをお願いしております。

新曲も増やしていくようにします。
旧ショップと同様、どうぞよろしくお願いいたします。

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2020年12月24日 (木)

静間弘之-楽譜出版のお知らせ

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静間弘之さんの「無伴奏チェロ組曲・ピアノソロ版」がカワイ出版から発行されました。
(楽譜原稿のFINALEデータ作成は、福田楽譜が行いました)
価格は税込み660円です。
カワイ出版ONLINEで購入することができます。


収録曲は
・J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007から「プレリュード」
・J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009から「ブーレ」
です。

静間さんのYoutubeチャンネル「ぴあのの杜」で、演奏を聴くことができます。
また、譜面のサンプルも掲載されています。

 

<プレリュード>

<ブーレ>

 

 

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2020年6月29日 (月)

「24の前奏曲」出版のお知らせ

遠藤史(えんどう・ふびと)さんの、ピアノのための「24の前奏曲 あるいは オリジナル・サウンドトラック」が出版されました。

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「ピアノ独奏のための『24の前奏曲 あるいはオリジナル・サウンドトラック』は架空の映画のための音楽という趣向のもとに作曲された前奏曲集です。映画の色々なシーンを反映するような小品を散りばめました。」
遠藤さんは解説でこう書かれています。

それぞれの曲は1,2ページの短い曲です。
ほのかなノスタルジーを感じさせるクラシックの曲もありますが、それだけにとどまらず、ジャズ風であったり、現代曲であったり、J-pop風であったりと、自由に「ワンシーン」を描いています。
ショパンの「24の前奏曲」を弾いているとき、あるときは「雨だれ」が自分の気持ちにピッタリだったりするように、遠藤さんの「24の前奏曲」の中に、自分の気持ちを重ねられる曲がきっと見つかると思います。

作曲者の遠藤史さんご自身で弾かれた演奏をリンクしておきます。
お聴きください。

1. 青空のかなしみ(H-dur)/2. Scene #004 (h-moll)/3. マズルカ幻想(e-moll)

4.Scene #012 (f-moll)/5.鳥の飛ぶ道(fis-moll)/6.ソナチネ(D-dur)

7.楽師たち(d-moll)/8.バレエのお稽古(As-dur)

9.卒業式のオルガン(A-dur)/10.曇り空(B-dur)

11.北の森から(楽師たち2)(g-moll)/12.廃駅(gis-moll)

13.中断された練習曲(エチュード)(Ges-dur)/14.Scene #057 (b-moll)

15.降灰(cis-moll)/16.Scene #066 (a-moll)

17.深夜のバス停(c-moll)

18.ナイトメア(es-moll)

19.アコーディオン(楽師たち3)(G-dur)/20.発表会の準備(Des-dur)

21.ポプラのある風景画(E-dur)/22.タランテラ(楽師たち4)(F-dur)

23.朝の海辺(Es-dur)/24.キミハボクノチカラ(C-dur)

 

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2019年11月29日 (金)

日本歌曲「北秋の」、グノー「花の歌」、アーン「私の詩に翼があったなら」-移調ピースの新譜

11月の移調ピース新曲です。

日本歌曲「北秋の」
    清水重道作詞・信時潔作曲、組曲「沙羅」の中の1曲です。
    「沙羅」は8つの曲から成る歌曲集で、1936年に作曲されました。
    小川明子さんの演奏です。

グノー作曲 "ファウスト"より「花の歌」
    オペラ"ファウスト"第三幕で歌われるアリアです。
    村の若者ジーベルが恋するマルグリートに、摘んだ花を贈ろうとしますが、すぐ枯れてしまいます。悪魔メフィストフェレの魔法だと知ったジーベルは聖水に手を浸し、その手で花束を作って、彼女への想いを歌います。
    ジーベルは若い男性ですが、メゾ・ソプラノがその役を担います。
    今回は、女声・男声の両方のアリアをお聴きください。

アーン作曲「私の詩に翼があったなら(si mes vers avaient des ailes)」
    レイナルド・アーンは1875年生まれのベネズエラの作曲家です。彼は3歳のときに家族でパリに移り、1885年10歳でパリ音楽院に入学。この曲は1887年、彼が12歳のときに作曲した曲です。歌詞はレ・ミゼラブルで有名なヴィクトル・ユゴーに依るものです。
    タイトルを見て、知らない曲だと思っている方も、聴いてみればきっとご存じの曲だと思います。
    「あなたのところへ飛んでいくだろう、もしぼくの詩に翼があれば・・・」という内容です。

 Suzan Grahamの演奏です。

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2019年7月11日 (木)

私は創造の神の卑しい僕「アドリアーナ・ルクヴルール」より-移調ピースの新譜

オペラアリアの新譜をお知らせします。

「アドリアーナ・ルクヴルール」はチレア作曲のオペラで、1902年に初演されました。
18世紀前半にパリで活躍した実在の女優、アドリエンヌ・ルクヴルールの生涯を描いた作品です。彼女は劇場コメディ・フランセーズの人気女優だったそうです。彼女が恋敵に毒殺されるという筋書きで、オペラは進んでいきます。

アリア「私は創造の神の卑しい僕(Io son l'umile ancella)」は第一幕で歌われる、ソプラノの有名なアリアです。
劇場で台詞を練習しているアドリアーナに賛辞を与える人たちに、謙虚に歌い始めます。
"私は神のいやしい下僕です。
神に言葉の力を授かり、それを人々に伝えます。・・・"


ミレッラ・フレーニの演奏です。

フレーニの演奏が素晴らしいので選んだのですが、ルネ・フレミングも是非聴いていただきたいです。


 

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2019年7月 8日 (月)

グノー作曲 おいで!芝生はみどり-移調ピースの新譜

移調ピース新譜をご紹介します。

今回はフランス歌曲で、グノー作曲の"おいで!芝生はみどり"(Viens! Les gazons sont verts!)です。
アヴェ・マリアや歌劇「ファウスト」で有名な、グノーの歌曲です。

エリー・アメリンクの演奏をお聴きください。

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